●日光があたる場所や、雨が当たる場所、湿度が高く、高温になるような場所での保管は避けてください。
●保管する際はたけ掛けずに、平らなところに横に寝かして保管してください。立てかけて保管すると、反りや曲がりの原因になります。
●床暖房用と明記してあるもの以外は、床暖房には使用できません。また、ホットカーペット等の直接床に触れる暖房器具も、膨張や収縮の原因となりますので、できるだけ使用を避けてください。
●無垢材の性質上、膨張や収縮を防ぐために開封した状態で、必ず一週間以上放置し、十分施工現場環境に馴染ませて下さい。
●すべて天然木ですので、木目や色が異なる場合がありますので、貼り始める前に仮並べをして色、柄等のバランスをとって施工してください。
●大引は90ミリ角以上、根太は45ミリ角以上の乾燥材(プレーナー加工)を使用してください。
●大引間隔は3尺(910ミリ)、根太は1尺(303ミリ)とし、レベル(水平)を出して施工してください。
●必ず合板の捨て貼りをし、合板は厚みが12ミリ以上の耐水合板を使用してください。
●フローリングは根太と直交するように施工し長手方向のジョイントは根太上にくるようにしてください。
●施工は接着剤と釘の併用で行ってください。
●貼り込みは、きつく締め付けると、無垢材の性質上、反り、突き上げの原因となります。
●実を強く叩き込み過ぎると、無垢材の性質上、膨張時にそりが発生する場合がありますので、名刺やはがき(厚み0.3ミリ程度)をフローリングとフローリングの間に挟み込み、隙間を少しでも空ける施工を行ってください。(冬場や湿度が少ない時期に施工する場合は、夏場や湿度が多い時期になりますと、無垢材が膨張しますので特に気をつけて施工してください。)
●使用する接着剤は、油性フロアー用ボンドやウレタン系のボンドを使用し、できるだけ多く塗布してください。水性のボンドや木工用ボンド等は使用しないでください。
●日ごろのお手入れは、乾拭きで行ってください。ワックス掛けは2〜3ヶ月に一回程度、油性の木質フローリング用ワックスをお使いください。
●キャスター・重量物・机・いす等にはそれぞれ、カーペット、敷板、ゴムキャップなどをしてフローリング表面を保護してください。