スペース
浴室設計のポイント

●シャワーチェアー(浴室用いす)を使用したり、万一介護が必要になった場合も考えて、1600mm×1600mm(1坪)のスペースを確保しましょう。(国土交通省長寿社会対応住宅設計指針では、短辺1300mm以上、面積2u以上のレベルを基本レベルとしています。)

●浴槽縁の高さは、またぎやすく腰掛けやすいように、洗い場床面から400mm〜450mmになるように若干埋め込みます。

400〜450

1600

1600

●浴槽の深さは、出入りのしやすさも考えて500mm程度が適当です。
●浴槽の長さは、浴槽内に座り、膝を少し曲げた状態で、つま先が浴槽壁に届く程度が適当です。

●浴室への出入り口の幅は650mm以上にします。余裕をもって出入りするためには、800mm以上を確保しましょう。

●ドア横にタテ型もしくはヨコ型を設置します。

浴室への出入りの際に身体を支える場合

●浴槽をまたぐとき、左右いずれかの手が届く位置にタテ型を設置します。

浴槽への出入り

●浴槽横の壁に、L型を設置します。

浴槽内での身体の保持・立ち座り

●洗い場から手の届く位置にヨコ型を設置します

洗い場で立ち座りする場合

戻る

〈注〉図中の数字の単位はすべてmmです。