福祉住環境整備における
洗面・脱衣室のポイント

十分な開口幅を取り、引戸や外開き戸に。取っ手は棒状のものやレバーハンドル式にし、万一のために外から開けられる鍵にしましょう。

開けやすく広い出入り口に。

廊下等との間の段差をなくします。出入り口が引戸の場合はレールが床から突出しないようにします。

段差のない出入り口に。

水に濡れても滑りにくい材質を選びます。汚れにくく、汚れても掃除しやすいことも大切です。

床材選びは慎重に

脱衣や湯上りのとき、腰掛けたまま動作や休憩ができると、疲れや苦痛を感じずにすみます。

安定して座れるベンチ。

歯磨き、洗面、化粧などがいすやスツールに座ったままでできるカウンタータイプのものを選びます。

座って使える洗面化粧台。

湯温設定ができる混合水栓はもちろん、レバーに楽に手が届く設計のものを選びます。

水栓は操作しやすいものに。

冬場に足元が冷たいのは禁物です。小さな暖房器具があると安心です。

暖房設備を設置。

特にミラー用の照明を明るくし、顔の表情がわかるように。洗面化粧台に近づくと自動点灯するセンサー付のものも便利です。

照明は明るいものを。

洗面台と浴室の間に段差があるときには、その出入り口に手すりを設置します。また脱衣室として利用する場合も手すりを設置し、更衣のときに身体のバランスが保てるようにします。

手すりを設置。

車椅子を使うようになったときに備えて、車椅子ができるスペースを設けておきます。

広めのスペースに。
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