福祉住環境整備における
キッチンのポイント

水に濡れても滑りにくい材質を選びます。汚れにくく、汚れても掃除しやすいことも大切です。

床材選びは慎重に。

カウンター高さは、「身長÷2+5センチ」が目安。足腰に負担がかからないように、適正な高さにしましょう。

作業しやすいカウンター高さ。

調理や後片付けの順序を考慮した調理台のレイアウトを考えます。

動線を考慮したレイアウト。

ガス器具を用いる場合は、立ち消えや消し忘れに対する安全装置付のものを。炎が出ない電磁調理機器(IHヒーター)なら、なお安全です。

安全に配慮した調理器具。

レバーが操作しやすく、湯温調節が容易なタイプを選びます。

水栓は操作しやすいタイプに。

調理器具のまわりは汚れにくく、汚れても掃除しやすいものを選びます

お手入れのしやすさにも配慮。

使用頻度の高いものを収納するスペースは手の届くところに設置します。スライド式などで、軽い力でも手元に引き寄せられるようにします。

使いやすい収納スペース。

かがまなくても押せる、90〜120センチの高さに設置します。

スイッチは押しやすい位置に。

万一の火災・ガス漏れに備えて、検知・通報する装置を付けます。

通報設備を設置。

キッチンには多くの電気器具が使われています。住宅分電盤の回路数に余裕をもたせ、コンセントを多めに設置し、ひとつの回路に集中しないようにします。また水のかかりやすいところは、アース付タイプを選びます。

コンセントは多めに。

使用頻度の高いものを収納するスペースは手の届くところに設置します。

使いやすい収納スペース。

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